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内臓脂肪がいろんな病気を起こしてくる

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周りにあるけど中はないというイメージでいいですね。
ところが内臓脂肪の肥満の人は、実は皮下のところに脂肪があまりないのに、内臓の周りにたっぷりと脂肪がたまっているタイプです。
これが…ちょっとよくなさそうでございますが。
皮下脂肪の肥満というのは、いわゆる二段腹三段腹という人でして。
実際に自分のおなかをつまんでみるとつまめるような、そういったタイプの肥満の人ですね。
つまめるのは皮下脂肪ですね。
ところが内臓脂肪の肥満の人はおなかの周りが大きいのに、皮膚が非常に硬くてなかなかつまむ事ができないような、そういったタイプの人です。
CTの輪切りではご説明よく分かりましたが、実際の内臓の中身の映像をご用意頂きました。
脂肪はどういう状態ですか?
これは腹くう鏡で見ました、このように胃の周りにべっとりと言いますか、黄色い脂肪というのがたっぷりとたまっている訳ですね。
この内臓脂肪が我々の体の中のいろんな臓器に働きかけて、いろんな病気を起こしてくるという訳です。
これはっきり分かりますね。
この辺にもありますよ。
ずっとこれ脂肪ですよ。
たまってますね。
実はなくていいものなんですね。
さてAさんの話に戻しますが50代でいらっしゃいましたね。
まだまだ若くていらっしゃるというようなイメージがありますが、そういった年齢でもこのドミノは注意しなくてはいけない、起こりうるという事なんですか?
中年で肥満している人こそ、注意が必要です。
この年齢の人はどうしても仕事が忙しいので、食事も不規則になりますし運動不足が続きがちになります。
このAさんの場合も内臓脂肪の肥満があって、そして高血圧高血糖もあったような状態ですね。
こういった状況ではもちろん自覚症状がほとんどないですが、こういった状況がありますとそう遠くない時期に、一気にドミノが倒れてくるという事が起こってきますので、甘く見てはいけなかったんですね。
それにこのAさんの場合は喫煙という事がありましたので、それがこのドミノが倒れてくるという事を、更に加速したというふうに思われます。
もっとお若い頃からたばこを…。
ずっと続けてたんですよね。
Aさんは二十歳の頃のイラストもありましたけど、大変スリムで別に肥満ではなかった訳ですよね。
20歳の頃に比べて体重が例えば10kgぐらい、増えるような人というのは特に危険であると思います。
しかしいかがでしょうか?
10kgぐらいというのは、大してこうワッという肥満ではないですよね。
ただ日本人の場合はちょっと太るだけでも、内臓の周りに脂肪がついてしまって、このメタボリックドミノにつながりやすいという事が知られています。
このAさんで男性の例を今見てきたんですけれども、女性はどうなんですか?
女性の方の場合ですと、二段腹三段腹皮下脂肪の肥満が多いという事です。