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加齢黄斑変性の特徴的な症状

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滲出型という名前なんですがどういうものなんですか?
もう少し詳しく教えて頂けますか?
新陳代謝が悪くなりますと
網膜色素上皮細胞の下に老廃物がたまります。
老廃物は本来そこにあってはいけないものですので
それに反応して異常な血管である新生血管がここに生えてきます。
新生血管が伸びて
網膜色素上皮細胞の上にまで達してしまいますと
ここで出血を起こして
急激に網膜の黄斑の視機能が低下してまいります。
この辺の細胞も傷んでいるように見えますよね。
こうした病変は両目共に起きてくるものなのでしょうか?
日本人の場合は両目に発症する事が少なく
片目に生じる事が多いです。
そして経過とともに両目に発症していきます。
片目に異常が起こっていてももう片方が正常であれば
両目でものを見ている限り気付きにくいんです。
そのため冒頭で行ったようなチェックを行って頂き
見え方を確認して早めに気付いて頂きたいと思います。
では早めに気付くためのチェックが大切になってきますよね。
そのポイントを久田さんからです。
日常生活で気付くポイントがあります。こちらをご覧下さい。
私たちがふだん見ているもの身近にあるものですね。
例えば障子のさんなどでチェックができるんです。
こういったものの…
こういった症状はないでしょうか?
例えば線がゆがむといいますのは
こちらの写真のようにまっすぐのものが
タワーのようなものですねゆがんで見える事があります。
これ片方の目でチェックしてみて下さいね。
そして真ん中だけ見えにくいというのは
こちらのカレンダーのように真ん中の部分が
こういうふうにぼやけてゆがんで見える。
この周辺はよく見えていてもここが見えにくいという事ですね。
更に進行しますと見ようとする中心部が暗くなって
見えにくくなってしまいます。そして目を動かしても
見えにくい部分がついてくるというのは
このようなぼやけた部分が目を動かすと
ついて回るという事なんです。
これらは加齢黄斑変性に特徴的な症状です。
一つでも当てはまるものがある場合は
検査をしてみて下さい。こうした項目を覚えておけば
気付きやすいという事はあるかと思いますが
早く見つけなければいけない理由非常に強調しておられますが
それはどういう事ですか?視力低下が徐々に進行し
悪化してから受診しますと視力の改善は得られず
更に悪化する事も多い訳です。
加齢黄斑変性は新しい薬も登場し早く見つけて治療を行えば
改善も可能な病気ですので定期的にセルフチェックをして
ちょっとでも違和感を感じたら
是非見逃さずに受診する事が必要です。