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頚椎症を放置すると手足の痺れや麻痺などを引き起こす

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首が痛いというのはもちろんなんですが
肩や肩甲骨の辺りが痛い手や足に痛みや痺れがある場合も
首に原因がある事があるんですね。
首の病気の中では一番多いものなんです。
特徴を見てみましょう。
でもこの頚椎症を放置しておきますと
手足の痺れや麻痺などを引き起こす事があります。
また場合によっては歩く事が困難になる事もあるんですね。
怖いですね。
頚椎症どんな病気なんでしょうか?
まずこちらの模型を見て頂きまして
首の模型になりますがこちらが前方後方になります。
首の骨は7つの骨で構成されていて
この白い部分が積み木状に重なっています。
骨と骨の間の緑の部分が椎間板という軟骨で
クッションの役割をします。実は椎間板というのは
二十歳を過ぎた頃から老化をするといわれています。
老化をするとこの椎間板自体にひびが入ったり
あるいは骨と骨の間の隙間が狭くなったりという事で
問題が起こります。そうしますと頚椎の不安定性が起こりまして
それをなんとか頚椎が安定化させようという事で
骨が形状を変えて形を変えて対応するという形になります。
なんとかしようとして形が変わってくる訳ですね。
どんなふうに形を変えていくんでしょう?
これは横断面ですけれども
こちらが前で後ろ側になります。
骨が積み木状に重なっていましてここを見て頂きます。
そうすると骨と骨の間の椎間板が非常に狭いのが分かります。
そうしますと前の部分後ろ側の部分に
骨が棘を出したようなこれは骨棘といいますけれども
それが飛び出て後ろに通っている脊髄を圧迫していると。
あるいは神経根といって脊髄の枝を圧迫して
神経の圧迫症状を出します。この辺が圧迫を感じますね。
では比較して見てみましょう。
こちらが正常な方になります。
これも横から見ている写真でこちらが前で後ろ側になります。
これが脊髄になりますがよく見て頂くと
灰色の脊髄の前と後ろ側に白い部分が見受けられます。
ここは神経のゆとりの部分になります。
従いましてこの方は骨棘がこの辺りにほとんど無くて
神経の通り道が非常に良好だという事になります。
一方でこちらの頚椎症の患者さんは
見るからに神経の通り道が狭い事が分かるのですが
その原因としましてこの辺りに骨の棘骨棘が形成されていて
脊髄の圧迫があるという状況です。私どもが拝見しましても
周辺の白いゆとりの部分がこの辺りございませんですよね。
骨棘という棘は年を重ねるとどうしても出てくるのですか?
基本的には加齢が原因になるかと思いますが中にはスポーツ
あるいはふだんの生活で姿勢が非常に悪いといった事で
首に非常に負担がかかる状況でも起こりうるといわれています。