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股関節を外側に広げる運動

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次はうつ伏せになります。
ではちょっとクッションを失礼して。
こういう普通のうつ伏せでよろしいですか?
はい。
お尻を小刻みに動かす運動です。
お尻を左右に小刻みに動かして下さい。
こうですか?
ゆっくり10回ぐらい行います。
こうする事で腰と背中の筋肉をリラックスさせる効果があります。
硬い体がほどけていくような感じがしますね。
ではこのリラクセーション終わったところで、次はストレッチです。
ストレッチですが関節が動く範囲が小さいと、歩く時に小股になったり、階段の上り下りしゃがみ込みなどの動作も、行いにくくなるんですね。
ストレッチは筋肉を伸ばして股関節の動きをよくするもので、いろいろな動作がスムーズに行えるようになり、股関節への負担も減ります。
さあどうストレッチしていきましょうか?
まず股関節を外側に広げる運動です。
では濱中さん今度は床に座り脚を広げて下さい。
座って脚を…。
脚を開きます。
なるべく広く開きます。
ところがあんまり広げると私痛みが出るんですが…。
ではほどほどに。
ほどほどですね。
痛みがあまり出ない位置で止める。
これがまた体が硬くてね。
なるべく膝が曲がらないように、無理のない範囲で徐々に行い7~8回行います。
これぐらいしかいかないですけど。
いや~先生そんな押さないで下さい。
…で元に戻すんですか?
ス~ッと。
また曲げていく。
これでここの股関節が確かに動いてますね。
これは股関節を外側に広げるストレッチ運動です。
こういう動きのストレッチという事ですね。
次に移ります。
次は股関節を後ろに伸ばす運動です。
今度は?
ベッドの上にうつ伏せになって下さい。
うつ伏せになりました。
今度は片脚を太ももからゆっくり上に上げていきます。
ゆっくり上げて下さい。
今度はゆっくり下ろします。
確かに右脚の付け根の股関節が動いてますね。
片方の側も同様に行うという事ですね。
さあ濱中さんまだまだありますよ。
ストレッチが今終わりましたね。
次は筋力の強化です。
股関節というのは動かす時に、周りのさまざまな筋肉と連動しているんですね。
これは体を横から見たところでこの辺りが股関節です。
その周りにでん筋お尻の筋肉や太ももの筋肉、更に腹筋などがあって、こういった筋肉を強化する運動を行いますと、股関節を支える力を高める事ができるんです。
実にいろんな筋肉がある事が分かりましたが、どういうふうにやっていきましょうか?
まず歩行に大切な、お尻の筋肉のでん筋の外側の部分を鍛える運動です。
では濱中さん今度は横向きに寝て下さい。
横向きに寝るという事はこういう事ですか?
はい。
…で片肘をついて。
片肘をつく?
こうですか?
脚を伸ばして伸ばした方の上の脚をゆっくり上に上げます。