スポンサーリンク

人工関節置換術は痛んだ股関節を除き新しい人工の関節を入れる手術

スポンサーリンク

特に変形性股関節症が進行すると、痛くてあぐらをかけなくなるため、あぐらがかけるかを調べます。
そして?
更に股関節の付け根の部分です。
診断の目安となる場所があって、ここは皮膚から大たい骨が最も近い場所であり、ここを押して痛みを感じれば、股関節に病気がある事が推測されます。
こうした事で異常がありそうだという事になりますと、画像検査ですよね。
基本的にはX線撮影ですが、X線で診断がつきにくい場合はCTやMRIを行います。
診断がつきましたらどのような治療の流れになるのか、久田さんからです。
進行度によって治療方針を決めていきますが、主な治療法は…、保存療法というのは運動と生活改善が中心の治療です。
比較的軽症の段階では、主に保存療法で股関節を守っていきます。
この保存療法については、そして薬ですが股関節の状態を改善するためではなく、痛みを取るために使います。
飲み薬または、筋肉に痛みがある場合は貼り薬なども使います。
このような治療で改善されない場合は、手術を検討していきます。
手術ですがどういう内容の手術になるのでしょうか?
大きく分けて比較的初期に行う骨切り術と、進行してしまってから行われる人工関節置換術の、2種類があります。
まず骨切り術ご説明下さい。
骨切り術は一旦骨を切り離して、足りない加重面積を補うという手術で、寛骨臼回転骨切り術が広く行われています。
この手術は点線で描いたところで、一度骨を切り取って骨盤側を剥がして、赤く色が塗られた部分を外側にずらして、大たい骨の頂点加重部の面積を増やしてやるという手術です。
どういった状態の方にこの手術は行われますか?
まず症状は初期から進行期とありますね。
症状は初期から進行期の方で年齢は50歳ぐらいまでの方です。
そしてメリットとしては?
自分の骨を残したままで症状を改善する事ができます。
これは自分の骨で一生を送る事ができるという大きなメリットです。
少し時間がかかるようですね。
デメリットとしてはリハビリ期間がやや長く、入院期間が1~2か月という期間がかかります。
手術もう一つございました。
人工関節置換術。
これはどういう方法でしょうか?
人工関節置換術は痛んだ股関節を除いて、新しい人工の関節を入れる手術です。
臼蓋側の骨を削り人工関節のカップを取り付けます。
大たい骨側はステムを差し入れて人工関節にします。
イメージでいうとこういう感じで。
そうやって入る訳ですね。