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健診の値で血管の傷み具合が分かる

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健診の結果ございましたら、お手元にご用意下さい。
それではこんな例から見ていきましょう。
Cさんは56歳の女性です。
Cさん最近受けた健診の結果に、いくつか気になる項目がありました。
まずは脂質の検査です。
LDLコレステロールの値が僅かに基準値を超えていました。
中性脂肪とHDLコレステロールの値は問題ありませんでした。
もう一つが血糖検査の項目です。
HbA1cの値がちょっと高めだったんですね。
でも同じ項目の空腹時血糖値は問題なかったんです。
Cさんはこの結果を一体どの程度、気にするべきなのかという事で悩んでいるんですね。
少し高めとはいえ僅かですよね。
しかも少しの項目ですから、あまり気にしなくてもいいんじゃないでしょうか?
ところがCさんの健診結果を正しく読み解いてみますと、脂や糖の影響で既に、血管が傷み始めている可能性が高いんです。
ちょっと注意が必要みたいですね。
でもすぐに対処を始めれば、血管をこれ以上傷める原因を取り除く事ができるんです。
今日も分かりやすく伺ってまいりましょう。
住民健診の先進事例として注目される尼崎市で、健診プログラムの作成や保健指導を担当していらっしゃいます。
今日もどうぞよろしくお願い致します。
Cさんの健診結果をまず見ましたがどうですか?
「これぐらいならそんなに気にしない方が、いいんじゃないの」というぐらいにも思いますが?
思いがちなんですが実は非常に大事なメッセージが表れていまして、この段階でどのようにご自分の生活習慣を見直すか、非常に大きな分かれ道となると思います。
油断はしない方がよいという事なんですね。
では血管の傷みの段階についてこちらの図で見てみましょう。
何度か登場したものなんですが。
こちらが血管の状態を示しています。
傷みの具合を4段階に分けて左は軽く、右に行くほど傷みがひどくなります。
そこにそれぞれの状態を引き起こす、健診の検査項目が配置してあります。
どの項目で基準値を超えたかという事によって、自分の血管の傷み具合がどの段階にあるかという事が、分かるようになっているんです。
Cさんはどうだったかというと?
この2段階目の血管が傷み始める段階のうちの、LDLコレステロールHbA1c、この2つが基準値を超えていたという事になります。
血管が傷み始めている可能性があるという段階だったんですね。
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血管
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