これは血圧や中性脂肪善玉のコレステロールが減ってきた事で、血管が傷み始めその後いよいよ、心電図に変化が出るような血管の変化が起こり、最終的には健康障害として心筋梗塞が起こりました。
血管は非常に狭くなっているという状態を表しています。
だんだんこうなっていく訳ですから、早い段階で対応する事が大事になってきますよね。
脳卒中や心筋梗塞を起こされている方々を見ますと、皆さんがこのような経過をたどって倒れられている事が、医学的にも明らかになってきています。
先ほどの冒頭のBさんも見てみましょう。
BさんもやはりBMIに問題がありましたよね。
という事は最初の土台のところは、この時点で始まっていたのかもしれませんね。
何が起きていたのかもう少し具体的に教えて頂きましょう。
Bさんの体の中です。
このBさんの体を理解する鍵は内臓脂肪というものにあります。
消化管がここにありまして、口から食べた物が入ってくるというイメージをして下さい。
そこから血管の中にいろいろな栄養が入ってきます。
その時に内臓脂肪というのは、一時的にとった余分なエネルギーをためておく倉庫だと考えて下さい。
ここに食べ物からとった糖分脂をどんどんため込んでいきます。
最初はいいんですが、絶えずエネルギーが入ってくる状態を続けていますと余ってきます。
どんどん内臓脂肪の方にため込んでいきますと、いよいよ内臓脂肪の倉庫がパンパンな状態になってきます。
容量に限りがある訳ですね。
ほかにエネルギーが足りなくなったら引き出してはくれるんですが、この人は血管の中も体の中もいっぱい脂がたまっている。
その段階で潜在的に血管が傷つくという状態が起こります。
これは内臓脂肪から血管を傷つけるような物質を出したり、炎症反応を起こしたりという事があるからなんですが、こういう状態になります。
更に進むと?
ここの倉庫に入りきれなくなった脂や糖分が、血管の中にあふれ出してきますので、糖や脂がたくさん増えてしまった血管の中は、血管を傷つけてしまうという事が起こる訳ですね。
傷み始めましたね。
この倉庫がどれぐらいパンパンになっているかを知る手がかりは?
これも健診データを見て頂いたら分かります。
まず1つが腹囲です。
これはおへその回りのサイズ。
1周サイズという事になりますが、男性で85cm以上女性で90cm以上あると、少し内臓脂肪がいっぱいになってきていると推測します。
そして次が体格指数BMIです。
これは体重÷身長の2乗で出す事ができまして、25を超えてくると少し身長に対して、体重が多いのではないかなと判断します。