これは期待しますがどんな療法なんでしょうか?
免疫療法なんですが現在は皮下の免疫療法が、一般的に行われているんです。
これは原因となっている花粉のエキスを注射して。
皮下に注射するという事ですね。
花粉に徐々に慣れさせるという治療で、花粉に反応を起こさないようにする治療になってきます。
これは効果は高いんですか?
治療した人の7割ぐらいは症状が改善しているという事で、薬がいらなくなったりする人もいますし、薬の量が極端に減らせたりする事で、非常に満足されています。
ただそれなりに負担が大きい治療と考えられます。
この治療法の負担というのはどういう事でしょうか?
まずこれは注射ですので…、継続治療が必要で少なくとも2~3年通う必要があると。
2~3年長い期間ですね。
それと原因のアレルゲンをうちますので副作用が出る。
ただ近い将来舌下免疫療法といって、スギの花粉のエキスを注射ではなく舌の裏に投与して…。
舌下舌の裏ですね。
比較的負担が少ない方法が登場する予定です。
注射の代わりに舌の裏から吸収させるという考え方ですか?
これは皮下の免疫療法に比べて…、非常にいい方法かと思います。
負担が軽そうでよさそうですが。
ただこれも免疫療法ですので継続的に、これは毎日舌の裏にエキスを投与する必要があるという事で。
毎日これは大変だ。
自己管理をしっかりしないといけませんので、専門医の管理の下に正しく治療を行わないといけないという事で、非常にそういった点では難しい治療かもしれませんね。
しかもこれはスギ花粉の症状が出るシーズン以外の時も…。
やるという事ですね。
やらなきゃいけないという事で。
それは免疫療法一般的に共通している事ですね。
これはこれなりに負担もありますよね。
ここまで花粉症の治療について伺ってきたのですが、もう一つ、花粉症から起こる意外な病気があるという事なんですね。
教えて頂けますか?
花粉・食物アレルギー症候群というものがあります。
ハンノキやシラカンバといった木の花粉症によって起こる病気ですね。
スギ花粉症の患者さんはこういった木の花粉症に、20%ぐらい反応しているといわれておりまして、これは食べ物のアレルギーと関係があるんですね。
ありふれた木ですから関係が気になりますが、食べ物との関係どういう事ですか?
ハンノキやシラカンバの花粉とよく似たたんぱく質を含む、果物や野菜を食べる事でアレルギー反応が起こるんですね。
症状としましては…、花粉症の症状といえばくしゃみや鼻水鼻の症状ですね。