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慢性腎臓病から腎不全へ

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慢性腎臓病 最新の透析治療

慢性腎臓病が進行して腎臓の働きが著しく低下した場合には、人工的に腎臓の役割をする装置を使った透析治療を行う事になるんです。
透析といいますと大変な負担だというふうに考えがちなんですが、その負担をうまく乗り越えて元気にお仕事をしている人もいらっしゃいますし、旅行を楽しんでいる人なんかもいらっしゃいますもんね。
透析治療にもいくつかのタイプがあって、自宅でもできる方法もあります。
そんな最新の透析治療についてお伝えします。
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現在日本では透析の患者はどれぐらいの人数なのか?

毎年増え続けていますが、大体1年間に7,000~1万人の患者さんが増えています。
2010年の末に約30万人弱という数字が出ています。
毎年それだけの数の患者が増えている背景は、一つは高齢者が増えている事と糖尿病が原因の慢性腎臓病が増えている事が原因です。

慢性腎臓病から透析に至る過程というのはどういう流れなのか?

腎臓が障害された状態あるいは腎臓の働きが落ちた状態を慢性腎臓病といいますが、腎臓の働きがどんどん落ちてきますと腎不全という状態になります。
そしてそれがどんどん進んでいきますと、腎臓の働きの代わりをしてくれる透析治療、あるいは腎臓の移植が必要になってきます。
腎臓の機能が著しく落ちたので透析、あるいは移植といった治療が必要になってくるという事ですね。

腎不全になった腎臓でどういう事が起きているのか

腎臓は私たちの体の背中側の腰の上辺りに左右に1つずつある臓器なんです。
動脈を通って腎臓に入ってきた血液は、1つの腎臓に100万個もあるという毛細血管の固まり糸球体でろ過されて、老廃物を尿として体の外に出しています。
健康な人の場合は血液中の老廃物は尿となって出ていきます。
ところがろ過する働きが低下しますと、老廃物が尿としてあまり出ていかなくなり、血液中にたまってしまいます。
このような状態がひどくなると透析が必要になるんです。