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日本では現在1,300万人が慢性腎臓病

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慢性腎臓病ってあまり聞き慣れない言葉ですね。
そうかもしれませんね。
でも日本では現在、およそ1,300万人が慢性腎臓病と推定されているんです。
これは成人の8人に1人の割合という事なんですよね。
相当な人数ですね。
また慢性腎臓病は、気付かない間に進行しているという事も問題です。
会社員Aさんのケースです。
毎年健康診断を受けていましたが、27歳の頃尿たんぱくの検査で+1と陽性の反応が出て、この時は再検査を受けたんです。
その結果異常なしと診断されたんですね。
この時は「疲れやストレスが原因だ」と言われました。
Aさんは翌年以降も尿たんぱくの検査で陽性となり、再検査を勧められたのですがこの時は一時的な疲れと、自己判断してしまって再検査を受けるのをやめてしまったんです。
すると34歳の時に食欲が無くなり、ひどいだるさに襲われました。
受診したところ、腎臓の働きが著しく低下している、末期の慢性腎臓病と言われたのです。
自覚症状はなくても僅か7年の間で、末期というところまで来てしまったんですね。
Aさんの場合再検査を自己判断で受けるのをやめてしまった事が、よくなかったのかもしれませんね。
そこで、慢性腎臓病の早期発見について、専門の方に詳しくお話を伺います。
気付いた時には末期というところまで、来てしまっていたという事ですがなかなか気付きにくい…。
腎臓の病気は初期には、ほとんど自覚症状がないというのが特徴なんですね。
だんだん進行してきて初めて自覚症状が出る事が多いです。
自覚症状どういうものがあるんでしょうか?
ここに書かれていますが尿に泡が立つというのは、尿たんぱくが多い方で見られるんですね。
ですからこれで気が付く事はありますけれども。
あるいはむくみも出る事があります。
それからけん怠感食欲が無くなってくる、貧血が出てくる更に進んでくると息苦しさが出る。
これは相当悪くならないと出ませんけれども…、こんな症状が出る事もあります。
こういった症状を見るとすぐに慢性腎臓病だとは、私たち結び付かないんですけれども、慢性腎臓病というのはそもそもどんな病気なんでしょうか?
慢性腎臓病は定義がありまして、先ほどのAさんのように尿たんぱくが陽性である。
あるいは腎臓の働きが低下している状態の時に、慢性腎臓病というふうにいいます。
こちらの図を見て頂きたいのですが、これは腎臓の絵ですね。
左と右に腎臓が1つずつありますけれども、この腎臓の中に糸球体という毛細血管の塊が、1個の腎臓に100万個あるといわれています。
ここで尿がつくられるんですね。
何をしているかというと尿をつくる事によって、体の中の老廃物を尿中に出しているんですね。
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