スポンサーリンク

膝の痛みはヒアルロン酸注射で改善

スポンサーリンク

ヒアルロン酸の注射と湿布サポーターで治療しています。
現在は少し痛みがましになり歩けるようになりましたが
今後ヒアルロン酸の注射で軟骨が増えるのか
どれくらい注射を続けたらいいのか教えて下さい」。
池内さんいかがでしょう?
こちらに膝関節の模型があります。
まずヒアルロン酸について解説をさせて下さい。
ヒアルロン酸というのは実は体が作っているんですね。
関節の中にもともとあります。
どういう役割をしているかといいますと
膝関節が滑らかに動かすのを助けている
潤滑油のような役割があります。変形性関節症になりますと
このヒアルロン酸が不足してくる訳なんです。
ヒアルロン酸の注射というのはこの外から膝関節の中に
不足したヒアルロン酸を補う意味で
関節の中に注射するという治療法です。
炎症を和らげたりあるいは
滑らかに膝関節が動くようになって
痛みが和らぐという効果が期待できます。
すり減った軟骨が増えるという訳ではないんですね。
軟骨自体は増えるという事はないです。
この注射をどのぐらい続ければいいのかという質問なんですが。
一般的には1~2週間に1回合計4~5回うつのが
標準的な治療法ですね。
これ私の場合かなり効きました。とってもよかったです。
効果ないという方も中にはいらっしゃるんですか?
はい効果がない方は痛いのを無理して
針を刺される思いをしなくてもいいと思います。
効果がないという場合もあるという事ですから
お気を付け頂きたいと思います。
さあそれでは唐橋さん次の質問にいきましょうか。
続いてのご質問です。68歳女性から頂きました。
「整形外科で半月板の老化と診断されました。
右足がだるくて力が入りにくく小走りができません。
毎日1時間のウオーキングと山歩きが趣味で
痛みはありませんが1時間以上歩くと腫れます。
半月板の治療法を教えて下さい」という事なんですが
中川さんお願いします。まず半月板の説明をしましょう。
ももの骨とすねの骨があってこの水色の部分が軟骨です。
その間にあるこの白いものクッションの役割をしているのが
半月板と呼ばれる組織です。
これを上から見てみますと実際半月の形をして
これがクッションの役割をして重要な働きがあるんです。
例えば若いスポーツ選手野球選手とかサッカー選手とか
半月板傷めたとかよく言いますよね。
そういう場合はよく聞きます。膝を大きくひねったり
そういう事をして半月板に傷が大きく入ったりするんですが
中高齢者の半月板の損傷というのは
そういうようなガッと切れた訳じゃなくて
徐々に傷んできたという老化現象の一つですね。
半月板がだんだん劣化してきたというような事が多いです。
ですから半月板に異常があるとお医者さんに言われても
必ずしも手術を受ける必要はなくて
脚上げ体操のような筋力強化をやる事によって
症状が和らぐ事が圧倒的に多いです。