例えば月経の度に頭が痛くなる毎週頭が痛くなるというような、時々起こって痛くない時には何ともないというのが、片頭痛なんですね。
先ほど久田さんの説明の中で片頭痛には前兆と呼ばれる症状、光るギザギザという謎めいた言葉がございました。
これは一体何でしょうか?
これはですね、閃輝暗点と呼ばれるものなんです。
こういう字を書くんですね。
見ているところの一点が見えないなと思っていますと、どんどんクリスマスのモールのようなものが広がってくるんですね。
これが大体5~20分間続いて視野から消えていくんです。
これが前兆と呼ばれる特徴的な症状なんですね。
この光るギザギザ閃輝暗点は、片頭痛を起こす人の多くに見られるものですか?
大体片頭痛の患者さんの1~2割なんです。
中には閃輝暗点だけがあって、頭痛が来ない方もいらっしゃいます。
必ず起きるのではない訳ですね。
そういう事です。
片頭痛には閃輝暗点のほかに前兆はございましょうか?
ほとんどは閃輝暗点なんですけれども、中には片側の口や手がしびれたり言葉が出にくい、めまいがしたり手足がまひするという症状を出す方も、中にはいらっしゃいます。
脳梗塞発作と間違えやすいですね。
そういう方は非常に少ないですけれども。
この片頭痛はどういう経過をたどって、痛みが激しくなり治まっていくのかという事ですね。
典型的な片頭痛の場合にはいろんなステージがあるといわれます。
一つは予兆期といいまして非常におなかがすいたり、あくびが出たり音や光に過敏になってしまう。
イライラする方もいらっしゃるんですけれども、そういうのを予兆期というんですね。
そして片頭痛の方の10人に1~2人が、閃輝暗点に代表される前兆期があります。
そのあとにこの頭痛が始まる訳ですね。
片頭痛の方は吐いて眠って起きると、翌日には少し楽になるんですけれども、解決期にはちょっと頭を振るとまだ痛いかなというのが残って、正常の生活に戻る事になります。
こういう流れがあるんですよね。
空腹あくび刺激に過敏は女性が多いという話がございましたが、何か特徴関係あるんでしょうか?
女性の方はピンと来ると思うんですけれども、おなかがすいてるあくびが出たりイライラしたり、これは月経の前にそっくりなんです。
ですから脳の視床下部の症状ではないかと考えられています。
久田さんは実はこの片頭痛に、かなり悩まされた時期があったという事ですね。
私はこの前兆の閃輝暗点はなかったんですが、予兆の時に音とか光に敏感になって、ふだんは全然気にならないテレビやちょっとした音楽が、ものすごくうるさく感じたり普通の光も本当に嫌で、暗い所に行きたい。
静かな所に行きたい。