スポンサーリンク

腹部大動脈瘤は強い脈動を感じられる

スポンサーリンク

この病気は70歳以上に多いんですが、最近では50代から60代の男性にも増えています。
気になる話がありましたね。
50代60代の男性に、だんだん増えていると。
私も当てはまってくるんですが。
何か気付くためのサインはないんでしょうか?
先ほども申し上げましたが大動脈瘤がありましても、破裂する直前まで自覚症状がほとんどありません。
ただし弓部に大動脈瘤がありますと、喉に行く声帯に行く神経が走っていますので、その神経が障害を受けてまれに声がかすれる事で、気付かれる事があります。
一方腹部大動脈瘤はご自分でおなかを触れられると、強い脈動を感じられる事があります。
それによってご自身が気付かれて、受診される事も時にございます。
しかしこれもまれなんですね。
症状がない感じられない事も多いという事なんですが、痛みはどうなんですか?
痛みが出るのは、急に大きくなって引っ張られたり、破裂直前の場合に破裂した場合に、すごい痛みが出てまいります。
激しい痛みに襲われるのは破裂する場所、動脈りゅうのある場所に発生します。
このような症状が現れた場合には緊急に手術が必要ですので、救急車を呼んで下さい。
既に破裂している場合には、緊急手術が行われますが既に大出血のために、約半数の人の救命は困難となります。
そうすると破裂する前に是非見つけなければいけませんね。
そのためには検査という事ですが、この大動脈瘤の検査見てみましょう。
まず胸部の場合はX線画像検査腹部は超音波検査で、発見する事ができます。
こうした検査は、人間ドックまた健康診断などでも行われています。
この検査で大動脈瘤が見つかった場合は更に…、場所大きさ形を詳しく調べていきます。
こうした検査ででは大動脈瘤が見つかりました。
治療はどうなるんでしょうか?
1.5倍の大きさと言いますが血圧を厳重に下げる、高血圧に対する治療が最も重要となります。
その後血圧を管理して様子を見ながら、弓部大動脈瘤が6cmになるような大きさになったり、腹部大動脈瘤の場合は5cm以上になった場合に、手術の適用を判断致します。
手術となりますとどんな種類があるんでしょうか?
現在我が国には2つの方法があります。
一つ目は最近注目のステントグラフト内挿術の手術です。
ステントグラフトという人工血管をカテーテルを用いて、大動脈瘤のある部位に送り込みここに留置します。
先ほどの模型でご紹介したいと思います。
こういうりゅうがありますとステントグラフトというのは、バネが全部屈曲しないようについているんですが。
脚の方からりゅうの上の健康な大動脈の部位まで、留置してまた両足に流れる健常な動脈の部位まで、しっかりとバネの力でくっつける事によって、りゅうの中に血液が流れないようにする手術です。