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大腸がんは早期の発見が大事な病気

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生活習慣病の代表的な疾患といわれています。
それでは検査の話にいよいよ移りましょう。
検査はどのようにして行いどんな種類があるのでしょうか?
大腸の検診の検査は一般的には、便潜血反応と大腸内視鏡検査といわれています。
便潜血検査の方は検査のキットを実物をお持ち頂きました。
これは非常に簡便な方法で、便を採取する方法は、こういうキットで一部便を採って潜血反応を調べる方法です。
これは簡単ですよね。
簡単です。
自宅で便を採るという事ですが、もう一つは内視鏡を使った検査という事になりますね。
ここに用意していますが内視鏡検査です。
この内視鏡検査で直接がんを見つけていく方法です。
先端が自在に曲がります。
なおかつこれで検査をして、ここに千円札を用意していますが、ここの人の模様が…。
ズーム式になっていますので、これでずっとこの辺りまで倍率を上げる事ができます。
非常に精度の高い検査を今はやれるようになっております。
随分拡大できるという事なんですね。
100倍まで拡大できます。
詳細に観察できるという事ですね。
内視鏡検査。
内視鏡の実物も見せて頂きましたが、それでは便潜血検査と内視鏡検査2つ検査があった訳ですが、整理をしましたがここで伺いましょう。
平たん型陥凹型がんも見つける事ができる内視鏡検査。
このタイプのがんは一体どういう事ですか?
従来のポリープがんは世界中で有名で皆さんポリープ…。
なるほどそうですよね。
従来ほとんど見つからなかった陥凹型がんは、非常に悪性度が高くて、しかもポリープがんよりも1/3ぐらいの大きさで分かりにくい。
内視鏡でないとほとんど分からないという特徴があります。
くぼんだイメージを持っていいんですか?
引っ込んでるという意味で。
便がこの上を素通りしてなかなか陽性になりにくい。
ポリープ型は場合によっては便がこすれて出血する事があります。
それでは内視鏡映像でご説明頂きましょう。
陥凹型がんは世界的に注目されていますけれど、人間の目で非常に分かりにくい色の違いで見ていく。
従来のポリープ型を探すのではなく色の違いで見ていって、なおかつ色素をかけてこれは少し拡大していますけれども、引っ込んでるという事がポリープの形とは全く反対ですね。
下に引っ込んでいる形。
くぼんでいる箇所が怪しいという事ですね。
これが陥凹型がんの典型。
そして一瞬のうちにズームアップできますので、こういうふうに陥凹型しているところが、これは正常な組織ですけれども、正常な組織とは明らかに異なったがんの組織が見えてきます。
ここがそうですね。
この部分ですね?
ええその部分です。
こちらのツブツブ見えているところが正常な組織なんですね。
正常な組織です。
それよりも小さな、開口部なんですけれども、そこの微細表面構造でがんを診断していくという、非常に精度の高い診断ができます。
これ私ども見ますと、「どこが異常なの?
」と気が付かないぐらいですが、この病変を詳細に観察しますと陥凹型がんが見つかりました。
これは完治できるんでしょうか?
粘膜下に入れて膨らませて内視鏡切除で日帰り手術で…。
この例も内視鏡検査によって早期で見つかった、例という事ですか?
そうですね。
この段階で是非見つけたい。
治療したいという事ですね。
それにしましても最初検診の受診率見ました。
この数字をなんとか上げたいという事ですね。
早期がんを見つけるためには、症状のない段階で見つけていくためには、患者さん自身がそういう機会を得ていかなきゃいけない。
そして早期がんで見つかった場合はほとんどが治ってしまう。
大腸がんは進行がんになると、症状が出た段階では20%ぐらいの人が、助からないという事がありますから、そういう点では非常に早期の発見が大事な病気だと思います。
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