COPDは息切れなどがして呼吸が苦しくなる病気で、徐々に進行していくんですね。
重症化した場合どれだけ呼吸が苦しいのかを、このストローで感じてみたいと思います。
このストローで呼吸をしているような感じだという事なんですね。
これだけ呼吸をする。
鼻を閉じて。
どうですか?
だいぶ力がいるというか、だんだんしんどくなってきますよね。
これで動作をする訳ですから本当に苦しいですよね。
呼吸が苦しくなりますので動かなくなります。
すると筋力が衰えてもっと動けなくなるというように、どんどん生活の質が低下してしまうんですね。
そういう状況を断ち切るために早く治療を始める。
早く禁煙をする事も大事でしたね。
そうですね。
そして薬を使う、更に呼吸リハビリテーションを行う事も大切なんです。
呼吸リハビリテーションとはどんなものかお伝えしていきます。
呼吸器内科特にCOPDやぜんそくなどの、さてCOPDの治療この病気に向き合うために、呼吸リハビリテーションが大事だという話を伺います。
これはどういうイメージのリハビリテーションなのでしょうか?
一般的にリハビリテーションといいますと、理学療法や運動療法だけを考えがちですが、COPDの呼吸リハビリテーションはもう少し広い概念になってきます。
これは疾患をしっかり理解して頂いて、何が原因で病気になるのか。
これが低下した呼吸機能を、薬剤で改善させる重要性にもつながりますので、治療の継続性にもつながります。
正しい知識を得ていくという勉強も入っている訳ですね。
加えてCOPDの場合には少し動けば苦しくなる、動作時の息切れがありますので運動しなくなる、活動性が低下する事もあるのでそういったものを改善する。
更にはCOPDの多くの患者さん痩せてまいりますので、栄養管理をする事になってまいりますが、特に運動ですね。
COPDの患者さんは、少しの動作で苦しくなるために動かなくなる。
この運動の低下が非常に重要です。
薬を使う事で呼吸の機能が回復してきた。
そのよくなった状態の肺をよりよく活用していくためですね。
それではどうしてこの運動が大切なのか、具体例で見てみましょう。
久田さん。
65歳の女性Bさんの例です。
Bさんは重症のCOPDで、気管支拡張薬で治療を行っています。
薬で呼吸機能はよくなっているにもかかわらず、息切れが起こるのが怖いと、外出を控える習慣がついてしまいました。
せきやたんが出やすいため、友達と会って話をする事も避けるようになったままです。
そのため治療を行っているにもかかわらず、活動の範囲が狭いまま憂鬱な気分にもなり、生活の質が低下した状態が続いています。