それでは薬ですが日常的に使っていかなければいけません。
どんな使い方なのか注意点を教えて頂けますか。
基本は吸入薬になりますので正しく吸入する事が大事です。
やり方は具体的にどうでしょうか?
具体的には粉の製剤のもの、あるいは噴霧式のものがございますが。
まず粉の製剤で説明致しますと、こういった容器がございますので、この中にカプセルを装着しまして…。
その中に薬が入っている。
このカプセルを装着しまして大抵吸入口が付いていますので、息を吐いたあとにくわえて、かつ水平に吸うといった事が粉剤の場合は重要です。
水平に持って吸い込む。
更に噴霧式の場合にはこういった剤形が多いのですが、押した場合に薬剤が出てまいります。
ですからこれをうまくシンクロ同調させて、吸い込む事になります。
押しながらシュッと吸い込む事が難しい訳ですね。
これを難しいなと感じる方いるんでしょうね。
剤形がいろいろございますので、不安を感じられる方もおられると思いますが、今吸入指導を病院や調剤薬局で行っておりますので、是非そういったものも利用して頂ければと思います。
治療の流れの中に出てきました呼吸リハビリテーション、これはどういうものですか?
正しくは疾患を理解して、禁煙あるいは薬剤の投与をきちんと行う事から、いわゆる従来の理学療法までございますが、あくまでも薬物療法を基準として呼吸リハビリテーションあるいは、低酸素血症になった場合には在宅酸素療法を追加する事で、患者さんの症状はよくなりますし予後もよくなります。
この酸素療法について今ご説明頂けますか?
COPDは肺胞の破壊によってガス交換の障害が起こるので、低酸素血症になってしまいます。
そういった場合には外から酸素を補う訳です。
こういった据え置き型のもの。
家庭に置いておくんですね。
あるいは歩く時に滑車が付いておりますが、あまり負担なく持ち運べるものがありますので、在宅でも快適ですし旅行などもできるようになります。
これらをうまく使って閉じ籠もりがちになりますが、こういうもので外に出かける事も可能だという事なんですね。
それにしましても今日いろいろ伺ってまいりましたCOPDの治療、薬の種類も増えてまいりましたし非常に進んでいるんですね。
特に長時間作用型になった事が大きいのですが、それによって患者さんの症状、息切れせきたんはかなりよくなりますし、将来的なリスク病気が進んでしまう、息切れがひどくて動けなくなってしまうまでの時間も、だいぶ稼げるようになりました。
病気の進行を抑えるという言い方をしておりますが、確実に治療は進歩しています。
こうした治療を享受するためにも素早く禁煙型に。
早期に気付いて禁煙という事ですね。