吸って結構です。
このように出てくる訳ですね。
随分声が急に大きくなりましたけれども、これはこういうふうに検査するんですか?
その最大能力を見るという事で少し声は出しますが、これは患者さんを励ますため。
励ますために。
声で押されるようにやりましたね。
すぐに結果が分かります。
画面にございますように、緑で示したカーブが今濱中さんが息を吐いた曲線です。
少し下に凸になっておりますので。
黄色よりも下にという事ですね。
緑のラインが少し凸になっておりますから、少し喫煙の影響が肺にはあるかもしれません。
ただ今日の話題であるCOPDという病気になっているかどうかは、ここにあります1秒率ですね。
74.9%と書いてありますが…、病気であれば気管支が狭くなっていますから、この値が下がってくる訳ですが、異常と正常は70%で分けます。
濱中さんは74.9%ですから、過去に喫煙歴はありますけれどもやめておられるという事で、現在はCOPDにはなっておられない。
このまま禁煙を続ければ問題はないという事になります。
なるほどこれはよかったですね。
問題は70という数字。
これを下回るとCOPDの疑いがあるという事ですね。
今のお話で多くの方も気になると思いますが、喫煙歴があるだいぶ前にやめたからもう大丈夫だろう。
それは思えないんですか?
やはり5年10年と吸っておられますと、その時に病気が形成されている可能性もありますので、やはり過去に喫煙歴のある方は、一度疑って検査をされる方がいいと思います。
やはり安心はできないんですね。
いずれにしましても今日伺いましたように、この病気早期発見をやはり心掛けなければいけませんね。
早めに見つけければ今治療法もだいぶよくなっておりますので、症状も格段によくなりますし、どんな病気も慢性疾患はどんどん進行する訳ですが、COPD自体も早期に見つければ、進行を抑制する手段がいっぱいございますので、是非症状があればあるいは喫煙歴がある40歳以上であれば、一度この検査を受けて頂ければと思います。
しっかり息ができるという事は体を動かすもとになりますね。
肺はエンジンのようなものですから、それが正常であれば運動も普通にできます。
COPDになりますと息切れで運動ができなくなりますので、動脈硬化による高血圧や虚血性心疾患、あるいは糖尿病のような病気の発症、そういう病気をお持ちの方は病気の進行にも関わりますので、是非ご自分の肺が正常かどうか検査を受けて下さい。