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なかなか治りにくい膀胱炎

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なかなか治りにくいものがあるようですね。
まずは膀胱炎と診断された2人の例を見てみましょう。
Aさん60歳です。
膀胱炎の症状ですがトイレに何度も行きたくなる頻尿、そして尿を出す時特に終わりの頃に、ジ~ンと痛みを感じるという症状だったんですね。
細菌を殺す抗菌薬が処方されて、薬をのんでから5日で治りました。
一方のBさんも60歳ですがこちらの膀胱炎の症状は、激しい頻尿と尿が溜まるにつれて痛むというものです。
Aさんと同じ薬を処方されましたが、なかなか治らず困っています。
薬をのんでもあまり効かず、治らないという方がいらっしゃるんですね。
ほとんどの膀胱炎は薬による治療で治るんですが、実は治りにくいタイプがあって、治療法も違うという事が分かってきたんです。
頻尿尿失禁骨盤臓器脱など、どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
さて今日取り上げる膀胱炎という病気ですけれども、何が起きている病気なんですか?
膀胱炎とは、尿を溜める膀胱という袋に炎症が起きる病気で、女性に多い病気です。
冒頭にもありましたけれども、薬をのんですぐに治らないタイプもあるという事なんですね。
Aさんのようにほとんどの膀胱炎は、抗菌薬をのむ事で適切な治療で治りますけれども、Bさんの場合は抗菌薬では効果がないという事で、治りにくいタイプの膀胱炎があります。
けれどもまだ知られていない状況にあります。
あまり知られていないという状況なんですね。
では膀胱炎にはどのようなタイプがあるのかを、こちらで見てみましょう。
大きく分けますと…、慢性の原因はさまざまあります。
膀胱結石石が出来るというもの。
それから病気の治療のために、膀胱にカテーテルを長期に留置するために起こるもの。
それから抗がん剤などの薬を使った時に起こる薬剤性。
そしてがんの放射線治療のあと、何年もたってから起こるという放射線性膀胱炎。
更に治りにくい間質性膀胱炎などがあるんです。
こういったタイプを見ましたがAさんBさんに戻りますが、それぞれどのタイプの膀胱炎だったのでしょうか?
Aさんは抗菌薬で治っていますので急性の膀胱炎。
細菌感染による膀胱炎だと考えられます。
しかしBさんはこうした治療を受けていらっしゃいませんので、間質性膀胱炎である可能性があると思います。
では急性膀胱炎について詳しく伺いましょう。
まずどういう事で起こるのかという事ですね。
急性膀胱炎を起こす菌の8割方は大腸菌なんですが、大腸菌はこの大腸の中に常在菌としてありまして、便の中にもたくさんいます。