スポンサーリンク

蓄膿症と鼻ポリープ

スポンサーリンク

大きいものあるいはちっちゃいもの
それから後ろの方に大きくなる事もあるし
大きさあるいは数もたくさん出来る事もありますし
どういう出来方をするかは患者さんによってさまざまです。
だんだん大きくなってくるものと考えていいんですか?
そうですね。鼻のポリープもちろん最初は小さいんですが
かぜを何度も繰り返したり
アレルギーの刺激が何度も加わったりすると
そういう刺激が鼻のポリープを大きくするといわれています。
慢性副鼻腔炎に伴って出来る事が多いと伺いましたが
慢性副鼻腔炎の上に鼻ポリープが重なりますと
症状に変化は出てきますか?
慢性副鼻腔炎の症状このテロップにありますが…
こういういろんな症状がありますが
こういう慢性副鼻腔炎の症状が鼻のポリープが出来る事によって
より強くより治りづらくなります。
鼻のポリープ自体は放っておいても治る事はなかなかないんですね。
ですから鼻のポリープを放っておくと
すなわちこういった慢性副鼻腔炎の症状は
どんどん強くなってしまう。そういう状況になってしまいます。
そして慢性副鼻腔炎には2つのタイプがあるという事ですが
両方とも鼻ポリープというのは出来るんですか?
好酸球性副鼻腔炎
それから非好酸球性いわゆる蓄膿症ですね。
どちらのタイプでも鼻ポリープは出来るんですが
頻度で言うと好酸球性副鼻腔炎の方に多く出来ます。
鼻ポリープの治療の流れをご説明頂きましょうか。
先ほどもお話ししたように鼻のポリープは最初は小さいんですね。
実は小さければ薬で治る事も十分期待できるんです。
例えばステロイドのスプレーを使うとか抗菌薬をのんでいると
小さくなる事は十分期待できます。
まずそういった薬物療法を
3か月あるいは半年行ってみてよくなればいいんですが
残念ながらよくならない場合は手術をお勧めします。
それと最初に外来を受診した初診時から
大きな鼻のポリープを有する患者さんに対しては
これは残念ながら初めから手術ですね。
つまり薬物療法があまり効果を示さない場合が
多くあるという事です。
手術というのはどういう内容の手術でしょう?
手術は局所麻酔でもできますし全身麻酔もできるんですが
こういった内視鏡手術ですね。
直径が4mmの内視鏡を使ってこの内視鏡を鼻の中に入れます。
入れた内視鏡の画面はテレビモニターに映してみるんですが
鼻の中小さいですから
こういった専用の細長いメスやはさみを使って
鼻のポリープを切ります。
あるいは腫れた粘膜を除去する。
…と同時に鼻のポリープがあるために
副鼻腔の自然口が塞がってしまって
その奥にある副鼻腔に膿がたまる。蓄膿症ですね。

鼻炎
スポンサーリンク
健康ナビ