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バセドウ病の特徴的な症状

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それから食欲増加体重減少ですが、これは胃腸の働きが活発になり過ぎて、食べても食べてもおなかが減ります。
それでもエネルギーは過剰に消費されるために、体重減少が起こる訳です。
それから感情的になる事ですがこれも神経が高ぶりまして、その結果イライラが生じる。
あるいは感情的になる症状が出ます。
そして指先の震えも、感情が高ぶった神経の症状の一つです。
そのほかに循環器系で心臓が活発になります。
そうしますと脈が速くなってきて動悸が生じる症状がございます。
動悸が生じるというのは怖い事に結び付く事がありますか?
不整脈がございまして、バセドウ病の特徴で心房細動が起こる事が多いです。
怖いですね。
伺ってまいりますと全身の臓器が全力疾走して、すごく頑張っている状態というイメージがありますね。
そうですね。
ではバセドウ病の特徴的な症状もう少し見ていきましょう。
こちらです。
個人差はありますが、喉の辺りが全体的に腫れて見える甲状腺の腫れ。
また眼球の突出はバセドウ病患者のおよそ半数に見られます。
更に筋力の低下下痢月経不順などがあります。
筋力はなぜ低下するんですか?
筋肉の中のカリウムの代謝異常からカリウムが低下します。
このために筋力が低下するんですが、私の患者さんでゴルフの飛距離がいきなり落ちたという方が、60代の方ですがおられます。
急に落ちちゃうという事で異常なんですよね。
この気になる症状があった場合何科を受診すればいいですか?
一般の内科でよろしいと思います。
甲状腺の値と甲状腺ホルモンの値と抗体を調べて頂ければ、すぐに診断がつきます。
そのほか必要に応じて内分泌、あるいは甲状腺の専門施設を受診されてもいいと思います。
それでは甲状腺の異常とバセドウ病どんな治療になるのか、流れを見ましょう。
主な治療法3つです。
まず薬の治療そして放射性ヨード治療手術、こういった治療で症状の改善を目指していきます。
一般にまず薬物治療から始めますが、患者本人の希望また治療期間なども違いますので、そういった事を考慮して治療法を選択していきます。
薬の治療では甲状腺ホルモンの分泌を低下させる薬、チアマゾールプロピルチオウラシルのどちらかを使って症状を改善していきます。
薬2つありました。
どう選択されますか?
一般的には比較的効果が高く副作用が少ないといわれる、チアマゾールを使います。
しかし妊娠授乳中の方には、胎児乳児への影響がないとされるプロピルチオウラシルを使う事になります。
服薬期間はどれぐらいになりますか?
2~3年といわれておりますが、症状の改善まで数年かかる場合もございます。
割と長い期間ですから副作用が心配になりますがいかがですか?
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